子育てに関する知識と技術を大人が持っていれば、「障害」と呼ばれず、才能を伸ばして生き生きと育っていく子どもたちが増えていくと思うのです。子育ては学ぶ時代。我が子の苦手ではなく得意に注目して伸ばしていきたい!というママは、ともに子育てを学びませんか? |
「子育てを学ぶ」を当たり前にしたい!そんな私の原動力
私には、今でも目を閉じると浮かんでくる忘れられないこどもたちがいます。
臨床心理士時代に出会った「発達障害」と名前をつけられたこどもたちです。
「障害」という言葉に違和感を持つくらい素敵な子どもたち
私は教育委員会の専門相談員として、学校の先生方の相談に乗る仕事を長くしてきました。
当時はまだ、「特別支援教育」がスタートしたばかりの時代。
グレーゾーンという言葉もなく、みんなと一緒にできない目立つこどもたちは、みんな「発達障害」のレッテルを貼られていました。
石澤先生、すんごい問題児がいるんですよ。検査とりにきてください。
ほんのひと握りでしたが、教育委員会の電話の窓口で、担任の先生からこんな相談を何度も受けました。
どんなに大変な子がいるんだろう!?
身構えながら学校へ出向き、私はその「問題児」を、3時間目と4時間目の2時間、取り出し授業として別室でお話を聞き、知能検査を取りました。
200人以上の知能検査をしたんじゃないかな。
その全員が、なんでこの子が、問題児って呼ばれちゃうの!?と叫びたくなるくらい素敵な子どもたちだった。
彼らはみんな純粋だった。
そして彼らはみんな、傷ついていた。
みんなと一緒にできないことに本人が苦しんでいないはずがない。一番苦しいのは、きっとこの目の前の幼い心だろうに。
個別に検査を取りながら「僕の好きなもの、教えてあげるね!」ってキラキラ語ってくれる彼らのお顔を見ていたら、「障害」って言葉にとてつもない違和感を感じました。
知っていれば、予防できる。学ぶべきは大人なんじゃないか
大人が知識を持っていたら、この子たちは「障害」ってレッテルを幼い肩に背負わなくても済んだんじゃないか?
グレーゾーンは脳が発達すれば、防げるんじゃないか?
学ぶべきは、大人である私たちなんじゃないか。
その怒りと、助けてあげられなかったあの子たちの笑顔が、私が前に進み続ける原動力なんです。
ママはみんな気づいているんです。
幼児期に、我が子の違和感に気づいている。
だけど、それを「普通にする」ためじゃなく、その子にしかない才能に育てる知識と技術がないから、不安の中で、知らずにマイナスな関わりを続けてしまうことが多いんです。
だったら、学ぼう。
子育ては学ぶ時代です。
子育てを学ぶ!と決めたときにオススメしたい「子育ての師匠を決めること」
ここでちょっと考えてみてほしいのですが…
あなたがお子さんの子育てに悩んだとき、まず何をしますか?
きっと、スマホで検索するのではないでしょうか?
では、検索して出てきた、何千という情報の中から、誰の言うことを信じて、どんなふうに行動をしますか?
悩んでいるときに、いくら検索して情報を得ても、子どもに何かアプローチしなければ現状を変えることはできませんよね?
では、あなたは、インターネット上のたくさんの情報の何を信じてお子さんに対応するのでしょうか?
……
ここまで読んでいただて、ピンと来た方はいらっしゃるかもしれませんね。
たくさんの情報が溢れるいまだからこそ、子育てについて学びたい!と思ったとき、1人、「この人は信頼できる」という子育ての師匠を決めることをおすすめします。
日々努力して、日々成長し続けている人
そして、その師匠に選ぶ人は、ただ、知識を持っている小難しい専門家ではなくて、その人自身も、日々努力して、日々成長し続けようとしている人がおすすめです。
なぜかというと、子育ての鉄則は、相手に成長を求めるのではなく、ママ自身の変化成長が欠かせないから!
ママ自身が、自分のやり方を変えていくことは、思っている以上に大変です。
そして、自分が努力していない人、自分が子育てに苦労していない人は厳しい言い方ですが、所詮、教科書に書いてあるような表面的なアドバイスしかできないのです。
できるようになるまで伴走してくれる人
そして、知識だけを教えるのではなく、できるようになるまで伴走してくれる人がおすすめです。
その理由は、脳の成長のメカニズムにあります。
私がお伝えしている「こどもBrainペアレンター講座」の講義の中で、
子どもができないことや、できたりできなかったりすることは脳の中にまだちゃんとした回路ができていないことなんですよ。
だから、子どもを叱りつけても、何度も何度も指示を出しても、そもそもそれができるだけの脳の準備ができていないんだから、子どもはやりたくてもまだできない、というわけなんです。
子育てで大事なのは、その子がそれができるようになる脳の回路を育ててあげることなんですよ。
という内容をお伝えしています。
そう、私たちは別に、表面的に「いい子」になって欲しいわけではないですよね?
例えば、癇癪がひどい子の癇癪をおさめてあげたい!とママが思うのは、その子のしんどさを少しでも軽くしてあげたいわけだし、癇癪が起こらない脳に育ててあげることができたら、その子の一生のプレゼントをママがしているのと同じです。
表面的な変化ではなく、きちんと子どもの脳を伸ばす関わりで根本的に問題解決をしよう、と思ったら、表面的な知識を教えて終わり、の関係では、到底難しいですよね。
だから、あなたが脳を育てる関わりができるようにサポートしてくれる師匠が必須になるのです。
子育てを学びたい。そう思うあなたは、一緒に伴走してくれる子育ての師匠をぜひ、探してほしいですし、
もし、次の章で紹介する私の講座が、そのお手伝いをできたら嬉しいです。
感動の声が続々!子育てを学ぶ新講座
世の中にたくさんの資格があるけれど、最も尊いと言っても過言ではない「子育て」には学べる仕組みも、証明してくれる証もありません。
子どもを産んだら、みんな当たり前にお母さんになれるわけじゃない。
子どもたちが6歳になったら人生に必要な勉強をするためにみんな小学校へ入るように、ママにだって小学校がほしいよね!
そんな思いを軸に、さまざまな「学べる講座」を形にしてきました。
お母さんの小学校では、『プレ講義』を行い、大学・大学院レベルの発達心理学を教える講座を整えてきました。
正直、メンバーの感動の声が止まりません。
「こんな風に我が子の脳の成長について客観的な知識を持っていたら、無駄に不安にならなくてもよかったのに…。もっと前に知りたかった!」という声が後を立ちません。
ママの愛情を、ちゃんとこどもたちの未来に繋げられる仕組みの一つとして、次は、『こどもBrainペアレンター講座』を育てていきたいと思っています。
この講座では、「我が子の脳を発達させるプロ」になるための3つの力について徹底的に学びます。
3つの力についてはこちら▼▼
この『こどもBrainペアレンター講座』を作るにあたって、2時間のモニター講座を開催しました。
お申し込みくださったみなさんの声
このモニター講座を開催するよ〜!と告知したところ、なんと、フライングでお申し込みをくださった方がたくさんいらっしゃったんです。
その際にいただいた、熱いメッセージの一部をご紹介します!
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【3歳1ヶ月の男の子のママ】
息子の発達の遅れが気になりいろいろ調べたり相談したり悩んだり…の日々です。
息子の力になれるママになりたいです。
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【4歳男の子のママ】
息子は実年齢は4歳なのですが、発達検査の結果、遅れがあり、中身は3歳ほどです。
彼の成長のために私ができることをしてあげたいです。
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【2歳7ヶ月の男の子のママ】
息子は、まだ診断はされていませんが、発達にでこぼこの傾向があります。
石澤先生の信念を見て、この新設された講座に興味を持ちました。
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相談に行くことを躊躇う気持ち
自分の子どものマイナス面しか見られなくて苦しい気持ち
それでもこの子にはきっと素晴らしい未来が待ってるって信じてあげたい切なる気持ち
…
そんな思いの溢れたフライング申し込みを拝見して胸が熱くなりました。
子どもたちの才能を見つけるところからスタート!
「こどもBrainペアレント講座」のモニター講座では、まず、3つの力がなぜ大切なのか?を紐解いていきました。
「3歳」のお子さんを対象にしていたのですが、3歳の発達をしっかり学ぶと、「そうか、3歳ってそんなものなのか!」「ちょっと求めすぎちゃってたな」と気づいていけるのです。
そして、我が子の成長の歩幅に合わせて見つけた宝物の才能を伸ばしていけるようになって欲しい!ということで、「我が子の脳を発達させるプロ」になるための一つ目の力である、宝探し力を磨いていただきました。
参加された7名全員が、無事にお子さんの脳に隠れた7つの才能を見つけ出すことができましたね(^_−)−☆
そして、その宝を磨くために、自分がどんなスキルを身につけていったらいいかのママの伸び代♡まで全員が見つけることができました!
こんなに前のめりで、お子さん思いの一生懸命なママが揃うって、長くセミナーをしている私でも珍しいな〜って思うほどに、ご参加くださった皆さんが積極的に発言してくださって、
嬉しいとともに、きっとこのママたちなら子どもたちは大丈夫!って確信しました^^
今は心配事が多かったり、大変な育児に悩んでいたとしても、今日の皆さんなら絶対大丈夫。
私たちは時代の宝を産んだんだ。
この言葉を合言葉に一緒に進んで行けたらいいですね^^
クヨクヨして育てても、ニコニコ期待して育てても、目の前の子どもはあなたの愛するたった1人のお子さんです。
どんな未来を子どもに見せてあげたいのか?
そんな視点で子育てを捉えられるママが、1人でも増えるお手伝いができたら嬉しいです^^
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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