子育てがうまくいくコツとは?〜発達障害・グレーゾーンの子育てに奮闘するママに伝えたい「ヨガ」の視点

発達障害・グレーゾーンの子どもを育てるママは、子どもの成長のためなら何でもやってあげたくて頑張りすぎている方が多いです。子育てがうまくいくコツは意外と「頑張らないこと」かもしれません。ヨガの視点がとても役に立ちますので、お伝えしますね。

ヨガに挑戦して見つけた大切な視点

2年ほど前、ずっとずっとやってみたかったけど、「自分なんて…」と思ってチャレンジできなかった、「ヨガ」に挑戦し始めました。
運動不足は脳の発達にもよくないですからね。
脳の中で運動に関わるエリアは脳のセンターのイメージで、全ての脳機能に関連しています。
運動系が未熟だと脳が全般的に育ちにくい傾向があるのです。脳の専門家としてそれは絶対NGですから。
皆さんが素敵なヨガウェアを着ている中、全身ジャージで(笑)ヨガ教室に通ううちに、
私はコミュニケーションとヨガの意外な共通点を発見しました。
そして、これは子育てする上で、ものすごく大切な考え方です。
意外な切り口からですが、子育てがうまくいくコツでもありますから、ぜひ、あなたにお伝えしたいと思います!

ヨガから学んだこと「休憩をいかにできるかが一番大切」

ヨガで最も難しいポーズというと…
こんなアクロバティックなポーズを思い浮かべるのではないでしょうか?
実は、ヨガで最も難易度が高いと言われているのは、屍のポーズと呼ばれている、ただただ、仰向けに体を横たえて、体の力を抜くポーズなのだそうです。
先生はレッスン中、なんども何度もおっしゃっていました。
「ポーズが大事なんじゃないですよ。ポーズとポーズの間の、この脱力。休憩をいかにできるかが一番大切です。」
自分の体の声に集中しながら、自分が気持ちよくなることだけに集中する。これ、めっちゃ難しいんです!

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頑張りすぎてしまう発達障害・グレーゾーンの子どものママたち

普段、私たちは「頑張る」ことを自分に課しています。子育ても、仕事も。
我が子がちっとも宿題しないなら、なんとかしてやれるように頑張って声かけの工夫をする。
我が子がちっとも癇癪を収められないなら、頑張っておさめられる方法を調べたり、いいと言われていることを片っ端から実践する。
特に発達障害・グレーゾーンのお子さんで特性があったりすると、定型発達のお子さん以上に頑張ることを求めて、お母さん自身も頑張りすぎてしまいがちです。
私の講座にたどり着く方は、ものすごくお子さん思いで、ものすごく真面目で、ものすごく頑張り屋さんなお母さんが圧倒的に多いです。
きっとこの記事を読んでくださっているあなたも、頑張り屋さんの一人です。
できるようになることを、うまくいくようになる方法を、自分に「頑張れ!」ってプレッシャーをかけながら毎日を過ごしているはずなんです。

子育てがうまくいくコツ:一番必要なことだけをやろう!

子どもの発達は科学です。
もう、あれこれやらなくていいですよ。今まで頑張ってきたことを一旦全て横に置いてしまいましょう。
そして、今、目の前にいるお子さんに一番必要なことだけを必要なだけやる方法を知ってくださいね。
これが私の講座の考え方です。
つまり、子育てもヨガも、頑張って頑張って頑張り続けることではなく、シンプルに必要なことに集中しつつ、いかに休息をとるかが大切なのです。
あれこれ付け足すんじゃなくて、素の自分と素の我が子を、しっかり見ることから始めよう。
これって、「楽になることから考えようね」というヨガの考え方と、とても似ているな〜と屍のポーズをしながら浮かんできました。
やめること、
休憩すること、
自身の声に耳を傾けること。
ヨガ同様、子育てにおいても、簡単そうに見えてとても難しいです。
ただ、付け足してうまくいかないなら、減らすことを考えよう。
休憩することを考えよう。
そんな視点を持ってもらえたら、子育てがうまくいくようになるかもしれません。
肩の力を抜いて子どもたちのありのままをみる、そんな日を作ってみてくださいね。
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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