『発達障害』について、我が子にどうやって伝えてる?【ちょっと聞かせて!ママのお悩み】

こんにちは!ななほし広場編集部です。

発達障害・グレーゾーンの子育てのお悩みに、『お母さんの小学校★ななほし』で活動しているママが答える『ちょっと聞かせて!ママのお悩み』のコーナーです。

この記事では、「発達障害」について我が子にどうやって伝えてる?というお悩みに答えます。

ぜひ参考にしてくださいね!

「発達障害」について、子どもにどう伝えてる?

小学2年生の男の子のママです。息子は特別支援学級に通っています。

先日、親戚とのあいだで「発達障害」について話題になりました。「うちのクラスの〇〇くん、発達障害なんだって!とっても乱暴なんだよ!」と、甥っ子が言っていたんです。

フォローしたかったのですが、息子がいる場でどう話すのがベストか考えているうちに、話が終わってしまいました。

みなさんは、発達障害について、お子さんや家族にどんな風に伝えていらっしゃいますか?

ななほし広場編集部(以下、編集部):

お悩みを教えてくださってありがとうございます。

今回は、「お母さんの小学校★ななほし」で活動しているママたちとの座談会で、「発達障害」について我が子にどう伝えているか、どんな風に話しているかをテーマにお話ししました。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

「誰もが得意・苦手がある」というママのポジティブな捉え方

「発達障害かどうか」ではなく、その子の困りごとに寄り添う

ーーSさん:我が家は長女がADHDグレーゾーンなのですが、まだ小1なこともあって、本人と発達障害について話したり伝えたりしたことはないんです。

もしそういう流れになったとき…きっと私も、すごく戸惑ってしまってうまく話せないだろうなあと思いました。今回こういう問題提起をしてくださって、「そのとき」の想定ができたことがありがたいです。

私は、発達障害であってもなくても、人はみんな、大なり小なり得意なこと苦手なことがあってでこぼこしているものだと思っています。

だからこそ、
「発達障害かどうか」が大事なのではない。
自分の特性を理解して「私はこれが苦手だけど、これは得意なんだ!」と堂々と言い合えて、「それならこうしたら上手くいくよね!手伝うよ!」と快く助け合える世の中を作りたい!

と思っているので、そういう、お母さんの小学校ななほしで大事にしているようなスタンスを崩さずに、子どもにも接していくと良いのかなあと思いました。

そういう前提で、私だったらその場面で、まずは甥っ子さんに「そっかあ、そんなことがあったんだね。大変だった?」などと声をかけるかなと思いました。否定も肯定もせず、共感する感じで。
例えば、本当は落ち着いて勉強したいのに…と甥っ子さんも困っていて、そのあらわれで「乱暴なんだよ!」という言葉につながったかもしれないと思ったからです。

その上で「クラスの〇〇くんも、何か困ったことがあったのかもね〜。」といった感じで、クラスのお友達にも何か理由があっての行動かもしれない、苦手が隠されているのかもしれないね、と理解していけるように促していくかなと思います。

ママが知識を持つ・勉強している姿を見せてポジティブに捉えられるようにする

ーーNさん:うちの息子は小学2年生ですが、もう「発達障害」っていうのを知っていて。

私が発達障害について勉強していることも知っているので、息子も学校で「脳の仕組み」みたいな本を借りてきて読んだりしています。「発達障害」って言葉を見つけたら「お母さんこれ読んだら?」って持ってきてくれたりするんです(笑)

けれど、「発達障害」という言葉の内容自体はそれほどわかっていないと思うし、自分にそういう傾向があるっていうのも直接は言っていないんですが、そういう話はオープンにしてますね。

息子はすごい不注意なんですが、「お母さんもそうなんだけど、〇〇ちゃんもそうなっちゃうことがあるから、こうやったほうが楽じゃん?」と話したりして、(発達障害という)ワードは出さないけど、苦手なことにどうやって向き合ってうまくやっていくか、という話はよくしています。

うちの息子のクラスでも暴言を吐いちゃう子がいるみたいなんですが、「脳の考えるところよりも、しゃべるところのほうが得意なんだね。」みたいな感じで伝えると、納得していますよ。

割と自然に、ポジティブな感じで話はできている気がします。

ーーYさん:うちの小2の息子も、発達障害という言葉は知っているし、得意なことと苦手なことの差が大きいというのも知っているし、支援級のほうが自分に合うとも思っているみたいです。

確かに、脳のこういう部分が得意だからそういう風になっちゃうんだね、というほうが腑に落ちますし、プラスに考えられますね。

ーーHさん:我が家は、夫と小2の次女が似たタイプで、私と小3の長女が似たタイプなんですが、夫と次女が似た者同士で、もめ出すとすっごく長いんです、話が終わらない(笑)

そういう状況のときには、「話終わらないチーム、またやってるね〜。ママと(長女)ちゃんはうっかりチームだからさ〜、パパや(次女)ちゃんに助けてもらうこともあるよね〜」といった感じで、ワードは出さないけど、お互いの特性を理解して認め合えるような会話をしているかなと思います。

子どもから「どうして?」と聞いてきたときには

ポジティブに、かつ、子どもにもわかりやすく説明する

ーーHさん:小3の長女は、支援級に通っている子と一番仲良しなんですが、その子はLD(学習障害)みたいで、うちにも遊びに来ても落ち着きのなさとかは感じません。

だからうちの子も「なんで〇〇学級なのかわからないけど〜」という話をしていました。
なんかよくわからないけど、そっちに行ってる、という感覚みたいです。

なんでクラスが分かれているの?と以前聞かれたことがあったんですが、支援級の中でもやや激しめの子もいたので「わーっと癇癪を起しちゃうこと、あるよね。(長女)はおうちの中だけだけど、学校でもそうやってなっちゃうときには、違う教室や先生と過ごしたほうが落ち着いてできるようになったりするよね。」という感じで話しました。

「発達障害=ダメ」というイメージは植え付けたくない

ーーKさん:「発達障害だから乱暴」ということではないですよね。もしいずれ、「もしかして自分も」と自覚するときに、「発達障害=ダメ!」みたいなイメージになっていると苦しいですから、

発達障害だから困る。
発達障害だから乱暴になる。

それは違うんだよ、ということは伝えてあげたい気がしますよね。

うちは薄いグレーなので、診断がはっきりつくわけではなかったんですが、検査に行ったりするときは「あなたはすごい得意なことがあると思うんだけど、何が得意で何が苦手か、しっかり調べてみたいんだ」という感じのことを伝えました。

自己理解が進む時期にこそ、ポジティブに伝えていきたい

ーーKさん:小4の息子が、発達障害について書かれている漫画仕立ての本を読んでいたことがあったんです。

それにADHDのことが書かれていたのですが、読んだあと、「あ〜、ぼく、ADHDかもしれない」と自分で言いだして。

こういう機会に伝えといたらいいなと思って、内心はドキドキしてたんですけど(笑)、
「あ〜確かにそういうところあるかもね。お母さんはこっちのタイプかな〜。あなたはこういうところあるね。ちなみにお父さんはこのタイプかな〜!おんなじようなところあるよね。みんな得意苦手あるし、みんな違ってるよね。」
というような感じで話しました。

本人は自信をなくす場面ってやっぱりすごく多いんです、自分は友達いないし…って言ったりすることもあります。

ですが、「ね〜落ち着いてよ〜!」と声をかけたりすると、「落ち着いたらもう”ぼく”じゃない」と言ったりするんです。
自分のそういう部分も、ちゃんと個性として捉えて生きているんだなと思いました。

ーーSさん:自己理解が進む時期ってありますよね。私の娘も、小1になったくらいから「私忘れん坊だから…おっちょこちょいだから…」と言い始めたんです。あ〜、自分のことが客観的に見れる時期がこの頃なんだなとわかりました。

そういうときに、「発達障害=ダメ」ではなく、みんなそういうところあるよね、みんな持っているよね、とプラスに伝えていけるといいですよね。

ーーYさん:うちの息子は年長のときに、自分だけ自然に過ごしていると上手くできないのはなんでだろう、と言いだしたことがありました。そのとき、否定はしてないんですが、そこまで上手くプラスに意識を変えてあげられなかったなあと…。

ですが今、息子は自分が嫌い、みたいな様子はないですし、自分を受け入れているように感じます。支援級も、仲の良いお友達もいて環境もいいのですごく気に入って受け入れているので、私ももっとポジティブに捉えられるような声かけをしていきたいと思いました。

編集後記:ママが知識を持っていること・プラスに捉えていることが大切

特別支援学級が小学校にあったり、最近では他者理解教育も進んでいたりして、子どもでも「発達障害」という言葉を知る場面があります。

子どもにとってもママにとってもすごくデリケートな問題ですから、突然子どもから「発達障害ってなに?」「ぼくは発達障害なの?」と聞かれたときには、パッと言葉が浮かんでこないし、戸惑ってしまうものです。

だからこそ、そんなときにどう伝えるか?と想定しておくことはとても大事だなと思いました。

また、そもそもママ自身が、発達障害に対する正しい知識を持っていること、そしてプラスに変換する視点を持っておくことの大切さを感じた座談会でした。

過去の座談会もぜひ参考にされてくださいね!▼

編集者:ななほし広場編集部

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