子どもとずっと一緒に過ごす冬休みが憂鬱で仕方がない…そんなピンチをチャンスに変えませんか?長期休みだからこそ挑戦したい、楽しい親子時間で言葉がゆっくりな男の子の言葉を伸ばす土台を作る!とっておきタイムを2つご紹介します。 |
冬休みが憂鬱で仕方がないママはいませんか?
もうすぐ冬休み。子どもと一緒に過ごせるのは嬉しいけれど、
ご飯を3食用意しないといけない。
ママあそぼー!攻撃が止まらない。
できてないことばかりが目についてしまう。
自分の時間が持てない。
買い物もゆっくりできない。
など、考えるだけで憂鬱になってしまうママも多いのではないでしょうか。
ついイライラして、気づけば怒鳴り疲れて喉がガラガラ…なんてことにもなりかねません。
ですが、子どもが成長するのはあっという間です。べったりと一緒に過ごせる時間は短いかもしれません。
そう考えると、せっかくの冬休みをイライラして怒ってばかりで終わらせてはもったいないと思いませんか?
親子で素敵な時間を過ごして、いい思い出を作りたいですよね?
冬休みは言葉を伸ばすチャンスです!
視点を変えてみると、一緒に過ごせる時間が長いということは、子どもを発達させる大チャンス!ママや家族の関わり方や過ごし方次第で、お子さんをぐーんと成長させることができるのです!
いつもより長い時間を過ごせるからこそ、普段では億劫になってしまうことに挑戦できるメリットもあります。
ぜひこの冬休みを利用して、家族団らんの時間を過ごす中で、言葉がゆっくりな男の子の言葉を伸ばす土台をしっかり作ってみませんか?
楽しい親子時間で言葉を伸ばす土台を作る!2つのとっておきタイム!
冬休みに楽しい親子時間で言葉を伸ばす土台を作る2つのとっておきタイムをご紹介いたします。
写真の読み聞かせ
長期休みだからこそぜひ試していただきたいとっておきタイム。
1つ目は、「写真の読み聞かせ」です。
写真を見ながら、生まれた時からのことをお話しするだけなのですが…。お父さんとお母さんがどんなに嬉しかったか、どんなに大切にしてきたか、どんなに家族皆があなたのことを愛しているか…。それを、お子さんがわかる言葉で、一つ一つ伝えていきます。
こんな風に、「大好きだよ!」「大切だよ!」のメッセージを伝えることは、脳の奥深くにある、気持ちの調整を担当する部分にダイレクトに作用して、子どもの情緒をぐっと安定させます。
さらに、写真を見ながら伝えることで、大好き!大切!のメッセージが視覚的に伝わるので、目から入る情報を取り入れるのが得意な男の子には特に、おすすめです!
そして、ここからがさらに重要!
言葉が発達するためには、この気持ちの安定がとっても大切なのです。なぜなら、気持ちの安定具合が学習の状態を左右するから。
私たち大人も、気持ちに余裕がないときには新しいことを学んだり覚えたりすることは難しいですよね。
気持ちの安定は、日々のコミュニケーションの中で積み上げていくことが大切ですが、時には、こんなスペシャルな親子時間でお子さんの言葉を伸ばす土台を作っていくこともおすすめです。
家族のカフェタイム
2つ目の言葉を伸ばす土台を作るとっておきタイムは、「家族のカフェタイム」です!
え!?カフェタイムと言葉が関係あるの?と思われますよね。
我が家はルーティーンとして毎日10分のカフェタイムを作っています。
そもそもは、私がコーヒー好きで、食後にカフェタイムをしていたところ、甘いもの好きの夫と美味しいものセンサーはピカイチの息子が自然と集まって、カフェタイムがスタートしたことが始まりでした。
美味しいものを食べながら、今日はこんなことがあってね。とまずは夫婦でと話していたのですが、気づくと息子が会話の中心に! ボクの話を聞いてー!とばかり一生懸命話をするのです。
へー!これ、いいじゃん!と一人ニンマリしていた私。
言葉の学習は、楽しい!ワクワクする!面白い!とポジティブな気持ちのときに進むので、この時間をもっと楽しい時間にしたら、もっと言葉が育つかも!と思ったのです。
このときのポイントは、子どものペースに合わせて会話のスピードを少し落とすこと。
ゆっくり話すことで、子どもの脳でも言葉をキャッチしやすくなります。男の子は、脳の特性上、聞くことがあまり上手ではないので、しっかりキャッチできるように伝えてあげることが重要です。
そして、我が家では、 「今日、一番楽しかったこと」「今日、一番がんばったこと」を話題にして話しています。
冬休みなので、「2学期頑張ったこと」や「1年間で一番楽しかったこと」というような内容でもいいかもしれませんね。
もちろん、はじめから話すことが難しければ聞いているだけでもOKです!話しのパターンがわかってくると、少しずつマネができるようになり、だんだんとお子さんも参加できるようになります。
カフェタイムでなくても、お子さんの様子に合わせて、お風呂の時間や寝る前の絵本タイムでも、いつでも、どこでも構いません。
少しお子さんのペースで対話できる時間がもてると、特別な教材を使わなくても、生活に根差した、「生きた言葉」を育てていくことができるのではないかと思っています。
普段だと、「やってみたいけど、そんな時間とれないな。」「じっと座っていられないし…。」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、時間がたっぷりあるお休みなら挑戦しやすいのではないのではないでしょうか。
ぜひ冬休みだからこそ、お子さんと素敵な親子時間を過ごし、いい思い出を作りながら言葉を伸ばす土台も作る!一石二鳥の大チャンスをものにしてくださいね!
執筆者:はしうえゆか
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