こんにちは!ななほし広場編集部です。
先日、【子育てと仕事の両立とママの自分時間についての座談会】を開催しました。
その様子を、『子育てと仕事の両立編』『ママの自分時間編』でご紹介しますね!
【子育てと仕事の両立とママの自分時間】に関する座談会を開催しました
子育ても仕事もどっちも頑張りたい!どうしたら、うまく両立できる?
自分時間もとりながらリフレッシュしたい…ほかのママはどうしてるのかな?
そんなお悩みや疑問があるママ、いらっしゃいませんか?
ななほし広場では、そんなママたちに寄り添うとともに、お悩みや疑問を解決するヒントをお伝えしたい!という願いをもって、
座談会の様子から、発達が気になる(発達でこぼこ)子を持つママたちが抱えるリアルな悩みに共感し、「一人じゃない、仲間がいる」と知ってもらえたら嬉しいです(^^)
そして、悩みを乗り越えてきたママの、「どうやったらうまくいったのか?」という経験談から、今できることを見つけてくださいね!
本記事では、『子育てと仕事の両立編』として、両立に悩んでいたママの工夫やうまくいったエピソードなど、経験談をお話いただいた内容をまとめました^^
座談会に参加した、ななほし広場のメンバー紹介
ななほし広場編集部(以下、編集部):まずは、メンバーをご紹介します。現在のお仕事、お子さんのことやお母さんの小学校に出会ったきっかけなどお聞きしました!
(Hさん)
・年長男の子のママ
・息子さんが2歳半頃、言葉がゆっくりなことや、こだわり、感覚の敏感さが気になり、どこに相談しても「様子をみましょう」としか言われなかったときに受講
・以前は、公務員の心理士のお仕事
「以前の仕事で子どもの発達についての知識はあったのに、自分の子育てがままならなず、心理士としてもお母さんとしても、自信がポッキリ折れてしまっていました。
学ぶことにより、子どもへの対応を迷わなくなり子育ても楽しくなってきたので、たくさんのお母さんに知ってほしい!と想い、公務員をやめてお母さんの小学校で活動をしています!」
(Oさん)
・市役所でフルタイムで働く公務員(事務職)
・小1女の子のママ
・娘さんが3歳のときに、保育園から保育士の加配をするために、診断書をもらってきてほしいと言われたのをきっかけに受診し、自閉症スペクトラム症の診断を受ける
・こだわりが強く、不注意傾向もあり、保育園のときに療育に通い、小学校は普通級に通っている
・就学後、先生を困らせることも度々あったので、「何もしなくても大丈夫だろうか?」と不安になっているときに受講
「フルタイムで働いているので、朝も夜もとても慌ただしいです。皆さんのお話もお聞きしたいです!」
(Aさん)
・小1女の子のママ
・娘さんが赤ちゃんの頃は少しの物音にも敏感で、成長していくうちに自我が強くなり、ママから離れられないので、へとへとになってしまった
・年長のときに、お友達との大きなトラブルで悩み、自分ひとりでは不十分だなと思い、しっかり学び子どもに対応したいと思い、お母さんの小学校で学ぶ
「自分の親が忙しく家にいなかったので、私は自分の子どもを一人にしたくないという思いから、出産を機に専業主婦になりました。」
(Mさん)
・年少の男の子と2歳の女の子のママ
・息子さんのこだわりが強く、外出先で行けるトイレが限られていたため体調が心配になっていた、そしてちょうどコロナ禍での状況も重なり、子育てがストレスとなっていた
・そんなとき、ななほし主宰の石澤さんのメルマガを見つけ、すぐに講座を申し込んだ
「私自身、初めての出産後に心身の体調を崩し、大変な時期もありました。かつての私のような不安を抱えやすいママに「ご自身を整えたうえで子どもに伝わるコミュニケーションを取ることが子どもの発達を促す」ことを伝えたいと思っています!」
【編集部コメント】
今回は、4名のママが参加してくださいました!
それぞれ発達でこぼこっ子を抱えながら、在宅や外で働いているママたちです。現在は専業主婦でもこれから働きたいというメンバーもいます。ぜひ、経験談を参考にしてくださいね。
発達でこぼこキッズ子育てと仕事の両立、どうしてる?
編集部:次に、子育てと仕事の両立のお悩みや、工夫してうまくいった方法についてお話しいただきました。
突然の休園のピンチを乗り切るには、練習や事前の準備がカギ!
ーー(Hさん)ー-
今年は雪やコロナの影響で臨時休園になることが多く、前日の夕方に連絡がくることもありました。
基本的に自宅で仕事をしているのですが、次の日には動かせない仕事の予定が入っている日もあったので、対応に悩むこともありました。
そんなときのために、息子が一人で過ごせる工夫や準備をしてきました。
おやつのことや困ったことで仕事部屋に来て声を掛けてくることが多かったので、おやつや飲み物は子どもの手の届くところに準備をしていたり、おもちゃも出しておいたり。
〇分まではお仕事でこっちのお部屋にいるから困ったらドアを開けて小さい声で言ってねと伝え、それを練習していました。
練習したことにより、今では一人で待てるようになっているので助かっています。
体調の悪いときは心細くて仕事部屋に入ってくるときもありますが、邪魔しに入ってくるわけではないのでそばにおいて仕事をしていることもありました。
(Aさん):オンラインで講座をされていると思います。そんなときにお子さんが画面に映りこんでくることなど、ありませんでしたか?
ありました(笑)そこで息子に対応しているところを生徒さんに見せることもあり、逆にレクチャーに生かすこともありますよ。
個別相談のときは、夫に頼んだり、息子に「お母さんは、困っている人のお助けマンをしているからとても大事な時間なんだよ」と言い聞かせると部屋に入ってくることはなくなってきました。
(編集部):いざとなるとどう対応していいのか親も困りますが、準備や練習しておくとスムーズに過ごせますね!
子どもと一緒にいてもできるシゴトは何か?と視点を変えた
ー-(Mさん)ー-
自宅でシゴト(今は主に、発達の研究や起業の学び)をしているので、コロナ休園で子どもが家にいたときは、シゴトをしたいけどできない…の葛藤がありました。
そこで、子どもと一緒でもできることは何か?という視点で子どもと一緒に過ごしました。
PC仕事は子どもが寝ている時間帯に集中して済ませ、日中はPCをせず子どもと過ごしたことからの気づきをfacebook投稿で発信することで、通常より「広めるシゴト」に集中することができました。
自分のペースでシゴトができないのにイライラしても仕方がないと諦めて、この状況でできることは何か?と視点を変えて動きました。
環境に感謝し、子どもを優先する
ー-(Oさん)ー-
実際、休校はなかったのですが…コロナ休校になったら近くに住む祖父母にも頼れない(感染させてしまうのが怖い)ので、自分が休むしかないな、とは考えてはいました。
自分で自分の仕事のダンドリは分かっているので、どうしてもじゃない場合はお休みします。周りがお子さんを持った方がいるので、理解がある環境がありがたいです。
発達でこぼこっ子を持つ在宅ワーカーのお悩みには、こちらの記事も参考になりますよ!▼
限られた時間を有効に使う工夫ってどうしてる?
編集部:仕事後の限られた時間、家事の時短やお子さんとの時間をとる工夫などされていますか?また、ご家族の協力体制ってありますか?
家事分担、時短家事、自分がイライラしない工夫をしてます
ー-(Mさん)ー-
夫婦で家事や子どもの送迎などを分担をしています。それぞれ得意な家事をすることで、お互いストレスなくできています。
時短については、朝ごはんの段階で夕飯の献立を決めて下準備をしています。最近は、タイマーを持ちながら家事にかかる時間を把握したり、”ながら掃除”で時短の工夫をしています。
また、家事をしていると子どもが寄ってきて進まないことがあり、以前はお米をセットするだけでも30分くらいかかっていました汗。子どもが反応する家事は、子どもがいないときや遊びに集中しているときなどにして、イライラしない工夫をしています。
(Hさん):家事分担、いいですね!夫婦間のコミュニケーションがしっかり取られているな~と感じます。
うちの夫ははっきりお願いしないとなので…夫の得意なところや強みから家事分担をお願いしたいと思いました。
具体的に伝えた方が分かりやすいので、コミュニケーションのテクニックを使いながらお願いするとスムーズなこともありますよ!
ー-(編集部ママS)ー-
うちも余裕がない時は食材配達で献立メニューとその分の食材が送られてくるサービスを使い、献立を考えたり、買い物をする時間や、食事作りの時短をしていました。
ー-(Hさん)ー-
週末は、作らない!と決める日もあり、夫に食事つくりをお願いすることも。
また、簡単においしくできる調理法を教えていただき、実践しています。調理の手間が省けたので、その時間を息子との時間に充てられます。
子どもと一緒に家事をしています
ー-(Aさん)ー-
子どもと一緒に、料理を遊び感覚でやっています。「お手伝いして」と頼むだけだとやってくれないことが多いのですが、私自身が楽しそうに料理をしていると、子どもが興味を持って一緒にやってくれます。
ー-(編集部ママS)ー-
我が家も、食事の準備のときには息子にできることを少しだけお願いしています。徐々にできるようになり、息子も自信をつけてより手伝ってくれるようになって私も楽になりました。
決まったルーティーンでさくさく行動し親子時間もゲット
ー-(編集部ママR)ー-
我が家は、「降園後そのままお風呂に入る→晩ごはんを作る→子どもたちはテレビをみたり遊んだりして待っている→諸々済ませて一緒にお布団に入る」というルーティーンがぴったりきています。
お風呂に入る時間がかなり早いと思うのですが、お風呂も一緒に過ごす遊び時間の感覚でいるし、その後の時間もゆったり取れるので、気に入っているルーティーンです。
ー-(編集部ママS)ー-
我が家も同じです!
その他の家事も家電などに頼ったり息子と一緒にしたりして、寝る前に絵本やボードゲームなどをして一緒に就寝します。
【編集部コメント】
発達でこぼこキッズ育児と仕事の両立、みなさん悩みながらも色々と工夫されていましたね。
続きの『ママの自分時間編』では、自分時間をどう作っているか?育児や仕事の両立に役立っていることなどをご紹介しています。
こちら→ママの自分時間、どうやって作ってる?おすすめリフレッシュ法もご紹介!【ななほし広場座談会・ママの自分時間編】
今すぐ使えるヒント満載ですので、ぜひ読んでみてくださいね!
同じ悩みを持った仲間がココにいます!
発達が気になる子を抱えていると育児も仕事もスムーズにいかないことも多く、悩むことも多いですよね。
ですが、一人で悩んで自信をなくさないでください!ななほし広場に仲間がいます!
ここに登場したママたちがうまくいった体験談に、希望と勇気をもっていただけたらうれしいです(^^)
編集者:ななほし広場編集部
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