朝が弱い子どもにイライラする…を解決!忙しいママの朝時間をガラリと変える子どもの目覚め攻略法

声をかけてもなかなか起きず、いつまでもぼーっとしている朝が弱い子どもたち。彼らの脳は“低覚醒”な状態のままになっていませんか?子どもの目覚めに関わるポイントを攻略すると、イライラしがちな朝の時間がガラリと変わること間違いなしです!

朝が弱い子どもにお困りではありませんか?

私の息子は、朝の用意や身支度がとても苦手なタイプです。

声をかけても、ぼーっとしていて聞こえているのかどうか分からないし、食事も着替えも超スローペースでなかなか進みません。

余裕をもって起こしたつもりなのに、どんどんさし迫るタイムリミットにイライラ…。

ついには「いつまでごはん食べてるの!?」「いい加減にしなさい!」「早くって言ってるでしょ!」と大爆発

結局保育園へ向かうギリギリの時間になってしまい、仕方なく食事も途中で断念し、プンスカ怒りながら着替えや準備を全部手出ししちゃう…ということの繰り返し。

なんとか保育園へ送り届け、ふと我に返ったとたん、「なんであんな言い方をしてしまったんだろう…」自己嫌悪に陥ることも日常茶飯事でした。

「寝ている」と「起きている」の間“低覚醒”

息子が朝の用意や身支度に苦労していた理由の1つは、低覚醒という脳の状態にありました。

低覚醒とは、文字通り脳の覚醒が十分ではない状態のことです。

一応目は開いているようだけどぼーっとしている、油断すると寝落ちてしまう寸前、のような状態です。

私の息子は、睡眠状態から覚醒に至るまでがとてもゆっくりゆっくり変わっていくタイプだったようです。

朝のバタバタ時間帯は、ちょうど寝ている状態と起きている状態の狭間にあったのでしょう。

朝が弱い子どもの頭の中はどんな感じ?

起きてきただけで花マル

脳の活動は、目覚めて起きている状態を保つというだけで大量のエネルギーを消費すると言われています。

例えば、「会話をする」ということより、その会話をするために「起きている状態を維持する」という脳の活動の方が何倍もエネルギーが必要だそうです。

まず起きてきただけで花マル!ということなんですね。

また、このように「会話をする」という行動は、「起きている状態を維持する」という脳の活動のベースの上に成り立っています。起きている状態があってこその行動ということです。

つまり、低覚醒の状態だと「起きている」こと以上の高度な活動に影響が出ます。

朝ごはんも進まないし、「早く!」というお母さんの声も届きにくくなります。

そして、お母さんの表情を読み取ったり、自分の気持ちのコントロールも難しくなるので癇癪が現れる原因にもつながります。

眠たいときはなんだか不機嫌…といったことも納得ですね。

(参考:加藤俊徳「やる気が出る脳」,すばる舎,2020.5)

低覚醒だと発達にも影響がある!?

何よりも、低覚醒気味な子どもたちは、朝起きてからしばらくの記憶がとてもあいまいなことがあります。

お昼くらいからしかはっきりした記憶がないような場合もあるそうです。

私の息子は低覚醒に加えて不注意な傾向も強いので、基本的にいつもぼーっとしている様子がうかがえました。

今思えば、まるでまだ人間として目覚めていないのでは…?と思うほどのぼーっと感でした。

こうなると、周りの子どもたちと同じ空間で同じ時間を過ごしても、それは脳にとっては経験していないことも同じような状態です。

経験していないことは成長につながりません。

このため、いつまでたっても、できないことが多いままになることも…。

脳の覚醒を上げることは、朝の活動以上に子どもの発達にとってとっても大事なんです!今すぐにでも対策していきましょうね。

ぼーっとしている不注意キッズにしつけはきかない!?こちらで詳しく解説しています▼▼

子どもの目覚めを攻略!朝の時間はガラリと変わる

基本中の基本、しっかり寝る!

当然のようですが、まず一番大事なことは睡眠時間の確保です。

年歳差・個人差もありますが、例えば幼児だと10時間以上小学生以上で9時間以上の睡眠をとることをおすすめします。

朝ぼーっとしているということは単純に睡眠時間が不足している可能性もあります。

1時間長く寝かせてみると朝の覚醒のレベルが上がるかもしれません。まず、あなたの子どもにとって適切な睡眠時間がとれているかチェックしてみてください。

睡眠って、とっても大事!寝るだけででこぼこキッズの困りごとスイッチが切り替わる!?▼▼

戦略的に!朝に子どもの楽しみな活動を用意する

遠足の日にウキウキして早く目が覚める、大人はまだ寝ていたい日曜日に限ってやたら早起き…こんな子どもってイメージしやすいですね。

このように、楽しみなことがあるときは脳の覚醒のレベルが上がると言われています。

ですので、朝ごはんに好きなデザートを用意する、好きなDVD鑑賞をさせる、など子どもがワクワクするような行動を朝のルーティーンに組み込むことをおすすめします!

と言うのも、わが家ではこの作戦が大当たりだったからです。

現在小学生になった私の息子は、朝6時にシャキッと覚醒しています。大好きなゲームをするためです。

朝ごはんの準備ができるまで、そして身支度が整ってから登校時間まで、とルールを決めて自分の朝活時間を楽しんでいます。

自分の用意が早くできればできるほど、自由時間をたくさんつくることができるというメリットもあるので、見違えるほど朝の用意がスムーズになりました。

それに伴って私自身もイライラを劇的に減らすことができ、笑顔で小学校へ送り出せるようになりました。

息子もしっかりと覚醒した状態で学校へ行けるようになりましたので、生活リズムも整い、今まで以上にできることも増えてきたように感じています。

ぼーっとしている子どもも動き出すワクワクな声かけはこちら▼▼

朝にゲーム?そんな非常識な…と思いますか?それとも、子どもが動き出すならちょっとやってみようかな?と思いますか?

頭を抱える子育ても、ゲームのようにちょっと工夫して戦略的にやってみる。ぜひ、試してみてくださいね。

執筆者:大塚 ひかり

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