休み明けの朝、子どもが「行きたくない」と言うのでは…と不安なママへ。休み明け前日の過ごし方で、行きしぶりを防ぐことができますよ。日中・夜の過ごし方をそれぞれまとめました。とにかく穏やかに1日を過ごすこと!を意識して笑顔の朝を迎えてくださいね。 |
休み明けの朝の「行きたくない…」を防ぎたい!
長い長いお休みもそろそろ終わりですね。
休み明けの朝に「幼稚園行きたくない…」「学校行きたくない…」と言い出すのではないか…とドキドキしているママはいらっしゃいませんか?
行きしぶりが全ていけないと思いませんが、子どもの不安を取り除く努力はしてあげたいですよね^^
この記事では、休み明けの朝の行きしぶりを防ぎたいママに向けて、今日できることをお伝えします。
明日朝の「行きたくない」がなくなる!?スキンシップとは
スキンシップを取るのは、いつが効果的?
朝の行きしぶりへの応急処置は、夜の過ごし方が鍵を握ります。
理由は人の記憶の構造にあります。
人は、夜寝ている間に記憶の整理するため、夜たっぷりのスキンシップに包まれて、心地よい幸せな気持ちで眠りにつくことで、脳の中でポジティブな記憶がうまく整理されていきます。
それが翌朝の「幼稚園いやだな〜」というネガティブな気持ちに打ち勝つためのお子さんのエネルギーになるのです。
どんなスキンシップを取れば良い?
スキンシップが脳の発達にいいのは、なんとなく知っているかもしれませんがただ触るだけでは意味がない。
コミュニケーションの上に成り立つから、スキンシップの触れ合いが感情の脳に作用できるのです^^
詳しくはこちらの記事で解説しています▼▼
怒ったあとの罪滅ぼしに抱きしめるのは、子どもの情緒の発達にあまりいい影響を及ぼしません。(繰り返されると大人の顔色を見る不安定な愛着スタイルになってしまいます)
ですから、十分にポジティブなコミュニケーションをとって、子どもの心を安心させた状態でスキンシップを充実させることを日課にしてくださいね^^
1ヶ月も実践すると本当に癇癪がなくなりますから、信じて続けてください^^
休み明け前日の過ごし方。ママに意識してほしいこと
ただし、日中怒られっぱなしだったり、長期休み中に嫌な記憶が溜まってしまっているお子さんは、この夜のスキンシップの応急処置だけではうまくいかないかもしれません。
どう出るかは、明日の朝になってみないと分かりませんが、とにかくできることは手を打ちましょう。
<日中の過ごし方>「お母さんが楽しいこと」をして、怒らない努力をする
今日の日中はゆったりと過ごしましょう。今日だけは怒らない努力をしてください。
(コミュニケーションを学べば日常的に怒らない子育てを手に入れられますが今日には間に合わないので、気合を入れてください。今日は絶対怒らない!と。)
今日はお風呂バトルも禁物です。
一人で入らせようとしなくても、今日はお母さんと入ろうか!とか、今日は水着着て入っちゃう!?とか、楽しくお風呂に入れる仕掛けを考えてみてください。
歯磨きを嫌がるお子さんは、昼間のうちにかっこいい仮面ライダーの歯ブラシや素敵なプリキュアの歯ブラシを用意しておいて、嫌がったら「ジャジャーン!」と出してあげてください。
怒らないようにしようとすると、お母さんの脳が「怒ること」にとらわれてしまうので、お母さんが楽しいことをしよう!それに子どもを巻き込もう!と脳をシフトしてくださいね^^
とにかく、穏やかに1日が過ごせれば◎です!
「日常的に怒らない子育て」を手に入れたいあなたは、こちらをチェック▼▼
<夜の過ごし方>満たされて眠りに入れるよう、穏やかに過ごす
夜寝るときは、だっこで行く?それともおんぶで行く?と本人がつい動きたくなる指示を出しながら、お母さんがお布団に連れて行ってあげればそれでOKです。
きょうだいがみんなやりたがったら、何往復かして運んであげてください。小学生や中学生の兄弟も^^
きょうだいの小競り合いが起こったら、「こちょこちょしちゃうぞ〜!」とユーモアで乗り切ってください。
子どもの喧嘩にお母さんが同じレベルで乗ってしまっていけません。
そして、締め括りの夜には、お膝にのせるか、隣に座るかしてゆっくりおしゃべりをしましょう。
好きなゲームの話でもいいし、夕ご飯のおかずで好きなものの話でもいい。
「お母さんが大好きな〇〇くん」というテーマで、お子さんの素敵なところをたくさん伝えてあげてもいいですね^^
ただのおしゃべりがあまり得意ではないと感じるママは、絵本の読み聞かせでもいいし、お母さんが持っている料理本を一緒に眺めながら、今度食べたいおかずを出し合うのもいいです。
とにかく、穏やかな会話がなるべく充実するようにしてください。
これら全てが夜のスキンシップの準備体操になります。
多少寝るのが遅くなっても、本人が満たされて、かつスキンシップで皮膚刺激を入れながら入眠できるように。
今日はそこだけにフォーカスして1日を過ごしてみてください。きっと明日の朝が変わります。
さあ、1日を始める心の準備はいいですか?
やるだけやって、明日もぐずっちゃったら、他の手立ても用意していますので、自分を追い詰めすぎずに、できることを重ねていきましょう^^
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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