子どもを怒らないように、褒めて育てよう…とママが頑張っているのに、すぐ怒る旦那が叱り飛ばして台無しにしてしまう…。そんなお悩みはありませんか?怒っている旦那さんの脳に効くのは〇〇!すべての対人関係で生かせる「感情の脳」の育て方をお伝えします。 |
子どもをすぐ怒る旦那に困っています…。
私は発達でこぼこの子どもたちを育てるお母さんの相談に乗ったり、コミュニケーションメソッドをレクチャーしたりしています。
個別相談や講座などでたくさんのママのお話を聞いていると、ほぼ、どのご家庭でも悩みに上がるのが…パパの存在。
ママは、子どもを怒らないように、しっかり褒めるように…と意識していたり、
講座で学んだことを元に子どもの脳を意識して、丁寧にスキンシップをとって、いい記憶をたくさんインプットしよう…と頑張っているのに、
そんなことおかまいなしで、子どもの目につく行動を見つけては、ドッカーンと叱り飛ばすパパ。
ああ、私の苦労を水の泡に…と落胆したり、叱るのは脳の発達に逆効果なのに、どうしてあなたはいっつもすぐ怒るの!?とものすごくイライラしたり。
夫婦で考えを合わせて同じ対応をすることは、どのご家庭でもとても苦労するトピックスですよね。
すぐ怒る旦那と子育ての方針が合わない…と悩んでいるママ、大丈夫です!その訳はこちらの記事でお話ししています▼▼
旦那さんが怒っているとき。責めるのは逆効果
実は、我が家の夫もすぐ怒る旦那です。
連休明けの朝は、子どもたちのケアを特に丁寧にしたいところなのですが、先日久々に夫の怒りモードにスイッチが入ってしまい、大事な朝にドッカンドッカンと子どもたちを叱り飛ばす事件が起こりました…。
夫も発達を学び、普段は夫婦で対応を揃えていますが、元々怒りっぽい気性の夫は一旦スイッチが入るとコントロールが効かなくなるところがあり、それを本人も悩んでいます。
我が家のように、旦那さんが感情的に怒っているとき、もしかすると「そんな風に怒らないでよ!」と止めたくなるかもしれませんが、絶対に彼を責めてはいけません。
なぜなら、責めることでヒートアップさせてしまったイライラは必ず子どもに向かうから。子どもを守ろうとして、夫を牽制するのは、逆効果でしかありません。
かといって、夫の目の前で子どもをフォローするのも夫としては面白くないですよね。
では、どうしたら良いのか?実は、私がお伝えしているコミュニケーションのテクニックは、子どもだけではなく大人に対しても効果があります!
すぐ怒る旦那さんの「感情の脳」にも効く、とっておきの方法を次の章でお伝えしますね^^
すべての対人関係に生かせる!「感情の脳」を落ち着かせるコミュニケーション
旦那さんが怒っているとき、言葉を使ってしまうと興奮している夫の脳では正しく言葉が処理されません。
どんなにこちらが、夫の気持ちをフォローするように言葉を選んでも、自分を非難されているように感じてしまいやすいです。
これは興奮してしまった夫の感情の脳が反応してしまうので、仕方のないこと。
こんなときこそ使って欲しいのが、スキンシップなんです。
子どものフォローも、夫のフォローも、言葉を使わず、皮膚で落ち着かせる!というわけ^^
先ほどの、夫が子どもを叱り飛ばした事件が起きたあと。スキンシップを使ってどう対応したかというと…
まずは、娘の対応から。叱り飛ばされて大泣きしていた次女の隣にピタッと座って、テレビをそのまま見たり、膝に乗せて背中をさすったり…を15分ほどして、まずは娘を落ち着かせました。
(この間、ほぼ無言です^^こういうときはテレビに助けられますね^^)
その後、夫に対しては言葉や態度は普段とかえず、ボディタッチを多めにしながら関わりました。
ベタベタ触らなくていいので、肩に手を触れたり、腰に手を置いたり、そのくらいソフトで自然なタッチで十分効果があります。
このとき私の頭の中では、夫と娘の脳を想像しながら
「お〜扁桃体が興奮しよる。よし、今は刺激を入れてはいけないな」
「うん、少し落ち着いてきたな〜そろそろ触っても大丈夫かな」
「お、扁桃体くん、静まってきた。話しかけても大丈夫だな!」
みたいなことを延々とシュミレーション(笑)
もはやオタクの域ですが、脳を知ると、子育てだけじゃなくて全ての対人関係がとても楽になるな〜と感じる出来事でした。
つくづく、コミュニケーションを学んでおいてよかったな〜と思います^^
「育てづらいな…」と思う我が子や「付き合いづらいな」と思う周りの人も、脳を理解してあげると人に優しくなれますよ^^
子どもに対してはもちろん、大人にも効く!すべての対人関係の基礎になる「感情の脳」の育て方についてはこちらの書籍に詳しくまとめています。
コミュニケーションでお悩みの方はぜひお読みくださいね^^▼
3歳からはじめよう|癇癪ぐずりをピタッと止めて発達をグーンと加速する!「育てにくい子」を卒業するための3ヶ月計画
夫婦のコミュニケーションを解決してきたママたちの記録は、こちら▼
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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