発達障害・グレーゾーンの子どものスマホやゲームがやめられない!を3ヶ月で抜け出す秘密の作戦

スマホやゲームで親子バトル…デジタルメディアとの付き合い方には悩みが尽きませんよね。発達障害・グレーゾーンの子どもがゲームにハマるのは、脳の特性も関係しているんです。スマホやゲームに頼る子育てを根本から解決するための方法をお伝えします!

知らなかった…と後悔しないために

子どもたちが普段よりもゲーム、スマホ、タブレット、テレビなどデジタルに触れることが増える時期だからこそ、知っておいて欲しい事実。

脳研究が進み、デジタルに触れている時間が長ければ長いほど、子どもたちの脳の成長に大きすぎる影響があることがわかってきています。

実は、2013年以降、世界の精神疾患の診断に「ゲーム障害Gaming Disorder」という新しい障害が追加されているほど、人のメンタルヘルスや発達へのゲームやメディアのよくない影響が新しく出てきています。

子どもたちの脳は、まだまだこれから発達していく柔軟さを持っていますから、もうだめだ、手遅れだということはあり得ないですが、

知らなかった…では済まされないほどに、私たちの正しい知識と軸が必要になってきています。

私も迷いながら、軸を見つけ、取り組んでいるところです。

読者の皆さんと一緒に、子どもたちの成長について考えていきたいという思いで、この記事を書きました。

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なぜ、ハマる?発達障害・グレーゾーンの子どもの脳の謎

まず、そもそも、なぜ、発達でこぼこキッズはゲームやスマホにハマりやすいのか?についてお話ししていきます。

たくさんの理由がありますが、幼児期の場合は、主に下記の3つで捉えると対策が見えてきます。 

▼発達でこぼこキッズがゲームにハマる理由
①ご褒美に対して没頭しすぎる脳の特性
②わかりやすいルールが好きな脳の特性
③ゲーム自体の・・・「!」

一つずつ解説しますね!

① ご褒美に対して没頭しすぎる脳の特性

そもそも、ゲームにハマるのは発達障害があるから、とか発達障害グレーゾーンだからというわけではないですよね?

大人だってハマってしまうのが現実です。

ですが、発達途上の子どもの脳の条件と、成熟した大人の脳の条件では同じスクリーンタイムによる影響は大きく変わってきます。

ゲームから抜け出せなくなってしまう最初の理由は、適度な「報酬」が適度な「タイミング」で用意されていることです。

人の脳は、報酬=ご褒美が大好き。

楽しい!わかった!嬉しい!!など、新しいことを習得したときに脳が喜ぶ神経伝達物質が脳全体を覆うようになっています。

だから、もっと欲しくなる。

コインがもらえるとかレベルが上がるとか、アイテムがゲットできるとか、知らない場面が開かれるとか。

発達でこぼこキッズは、特ににこの「報酬」に弱い。

だから、のめり込んでハマってしまう…ということが起こりやすいのです。

② わかりやすいルールが好きな脳の特性

2つ目の理由は、「わかりやすいルールが好き」という脳の特性。

これは、とくに社会性の特性のある子が強く持ちやすい特性です。

曖昧なルールではなく、AだからBのように規則性があってわかりやすいルールをより好みますから、ゲームの法則性が脳にとってとても心地よい。

だから、もっとやりたくなってしまうというわけです。

③ ゲーム自体の・・・「!」

3つ目の理由については、最近の脳科学の研究で明らかになってきた ちょっと…いや、とっても怖い「ゲーム自体の」特徴にあります。

ゲームをしている最中の子どもの脳の中で起こっている怖い、事実。

実は、ゲーム開始からしばらくすると、脳のある大切な場所の働きが抑制されてしまうことがわかってきました。

そして、それによってでこぼこをより強めてしまう可能性があることがわかってきています。

元々ゆっくりと発達しているコントロール系の脳がもっと成長しづらくなってしまう。

だから、やりたい!という衝動をコントロールすることがもっと難しくなる…どんどんハマり、どんどん発達の機会が少なくなる。

こんな連鎖が起こりやすいのが発達でこぼこキッズの脳なのです。

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デジタルメディアに頼る子育てを抜け出す鍵はママの〇〇!

ママ一人では大変すぎる!発達障害グレーゾーンの子育て事情

では、なぜ、ママたちはゲームに手を出さないといけない状況に陥ってしまうのか?

結論から言うと、発達でこぼこキッズの子育てはママ一人では大変すぎるから!これに尽きるのではないでしょうか。

デジタルに関する詳細な知識を知らなかったとしても、幼児にゲームはちょっと抵抗あるよな。

テレビ育児、スマホ育児って言葉があるくらいだし、できれば使わず子育てしたいよな。

ママたちの心の中に、こんな思いがきっとあるんじゃないでしょうか?

だけれども、テレビに気持ちを惹きつけておかないと24時間泣きっぱなし、後追いっぱなしで、ママは一人でトイレすら行けない…

家事をするのに、すぐに兄弟喧嘩が勃発するから、なんとか時間を確保するために数分だけでもテレビで大人しくしてほしい

外出、買い物、日常生活を回すために子どもを一人で連れ歩くのにYouTubeがないと数分のおつかいがままならない…

だから、仕方なくデジタルに頼り始めた。こんなスタートだったお家がきっと多いのではないでしょうか。

また、個別相談などでお聞きしていて多いのは、パパも同じような特性を持っていて、すでにゲーム依存状態…

生まれた時からゲームが当たり前の生活の中で育っている…なんてことも結構な頻度でありませんか?

そう、この、でこぼこキッズの子育てはママ一人では大変すぎる!というそもそもの問題解決なしにただただ、「デジタルはダメ」と済ませられないのが私たちの子育ての現状なのです。

根本から問題を解決する方法は…あります!

実は、この問題を根本解決する方法が、すでに存在するということを私たちママは知りません。

幼児の脳の発達のさせ方は、科学的に証明された方法が開発されつつありますが、まだまだ、それを知っているママがとても少ないのが現状です。

そして、その脳の発達を支えるのにもっとも適した方法が、ママのコミュニケーションを使う方法だということを知らずに、デジタルに頼る子育てに足を踏み入れてしまうママがいることも現状です。

クリスマスや年末年始をきっかけに、子どもたちが普段よりもゲーム、スマホ、タブレット、テレビなどデジタルに触れることが増える時期だからこそ、知っておいてほしい事実。

お子さんの脳のタイプ
×
デジタルへの依存度
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親子の関係性 (コミュニケーションの現状)

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執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

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