発達障害の幼児の癇癪を起こす・指示がスムーズに通らないなどの困りごと。頑張って対応してもうまくいかないときは、コミュニケーションをガラッと変えてみてほしいのです。すると、困りごとの解決だけでなく、子どもの才能を輝かせることもできるんですよ。 |
子どもの困りごとに毎日振り回されていませんか?
・何度言っても片付けをしない。
・お風呂に入りたがらず毎日バトルになる。
・洋服へのこだわりがあって幼稚園の制服を着させるのがものすごく大変。
・気に入らないことがあると癇癪をぶつけてくる…。
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コミュニケーションを変えると…困りごとが「才能」に変わる!
私は、子どもの「癇癪」はその子の才能のカケラだと思っています。
だけど、これは私が、我が子の癇癪を自分のコミュニケーションで納めてきた今だからこそ、思えるようになったことです。
「癇癪の裏には、その子にしかない感受性豊かな才能が眠っていますよ」と言われたら、あなたはどう感じますか?
癇癪持ちの男の子が…数ヶ月で大変身!
4歳の癇癪もち長男くんのために私のもとでコミュニケーションを学んだSさんから、ご報告をいただきました。
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長男はなかなかの癇癪もちでした。
周りのママ友からも、自分の母からも、「ちょっとどうしたもんかね…」と言われるくらい手に負えない状況でした。
周りからそう言われるたびに、心配して言ってくれているだろうその言葉が、まるで自分を責められているようなそんな気がして、「私が母親じゃなければ…」と本当に情けなく、長男に申し訳なくて、幾度となく泣いていました。
癇癪の裏には才能が隠れてるよ。
石澤さんのその言葉は当時の私には、魔法のように聞こえました。
魔法…いやマヤカシ??
そうなったらいいけど、そんな未来、全然描けません、というのが正直な気持ちでした。
あのとき、信じて飛び込んで本当によかったです。
5歳になった長男の運動会が先日ありました。
いつもと違って登園時間が少し早くなります。
いつもと違うことがとても苦手な長男のために何度も言い聞かせたり、練習をしたりして当日を迎えました。
すると、運動会前日の夜、長男がキリッとした顔で「明日は早く行かないといけないから…ママ、今リュックを準備しちゃうってのはどう?」と自ら考えて私に提案してきてくれました。
癇癪が落ち着いた今も、息子にとってはイベントごとはとても苦手なもののはずです。
キリッとした顔の裏側にはきっと緊張などの気持ちもあったと思います。
以前の長男なら、その不安や緊張を感情を爆発させて表現していました。
こんな風に、自分の気持ちの折り合いをつけながら考えたり、言葉にしたりすることができるようになるなんて。
それもたった数ヶ月でこんなに大成長するなんて…
あのとき「お金ないんで…」なんて尻込みしなくて本当によかったです(笑)
この先、この子の中からどんな才能の芽が出てくるのか本当に楽しみで仕方ありません!
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子どもの可能性に蓋をしてはいけません。
お母さんの育て方が悪いから癇癪持ちになるということはあり得ません。
癇癪を困ったことと捉えるのか?才能が隠れている!と捉えるのか?
あなたはどちらのお母さんになりますか?
ポイントはポジティブなコミュニケーション!
(お母さんの小学校★ななほし 代表)