発達障害の幼児の困りごとを減らし「才能」として輝かせる!ママの声かけとは?

発達障害の幼児の癇癪を起こす・指示がスムーズに通らないなどの困りごと。頑張って対応してもうまくいかないときは、コミュニケーションをガラッと変えてみてほしいのです。すると、困りごとの解決だけでなく、子どもの才能を輝かせることもできるんですよ。

子どもの困りごとに毎日振り回されていませんか?

発達障害の幼児は、苦手なことやできないことがたくさんあります。
・約束を決めても、「やっぱりもっとやりたい!」と泣き、切り替えられない
・何度言っても片付けをしない
・お風呂に入りたがらず毎日バトルになる。
・洋服へのこだわりがあって幼稚園の制服を着させるのがものすごく大変。
・気に入らないことがあると癇癪をぶつけてくる…。
こんな子どもの行動に振り回されてヘトヘトになっていませんか?
これらの悩みは、発達障害やグレーの幼児を持つママたちに多い困りごとです。
ほとんどの皆さんは、この困りごとを解決する方法が知りたくて本を読んだり、相談機関に行ったりされるようです。
それなのに思ったような解決が得られず、困っている方がとても多いのです。
けれど、適切なコミュニケーションを取ってあげれば、子どもはスムーズに行動できるようになります。

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子どもの困った行動が解決できない理由

目の前の困っていることをすぐに解決したくて試行錯誤しているけど、上手くいかない…途方にくれますよね。
しかしながら、困ったことから解決しようとしているうちは、絶対に解決方法は見つかりません
これは、発達のメカニズムを知るとものすごく納得します。
子どもの困った姿というのはお母さんのやってほしいことができていない状態か、やって欲しくないことをやめてくれない状況ですよね?
実はこれは、お母さんのコミュニケーションが子どもに届いていない状態です。この状態で同じコミュニケーションを繰り返していてもうまくいくはずがないのです。
結果を変えたければ、コミュニケーションの方法をガラッと変える必要があるのです。

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コミュニケーションを変えると…困りごとが「才能」に変わる!

私は、子どもの「癇癪」はその子の才能のカケラだと思っています。

だけど、これは私が、我が子の癇癪を自分のコミュニケーションで納めてきた今だからこそ、思えるようになったことです。

「癇癪の裏には、その子にしかない感受性豊かな才能が眠っていますよ」と言われたら、あなたはどう感じますか?

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癇癪持ちの男の子が…数ヶ月で大変身!

4歳の癇癪もち長男くんのために私のもとでコミュニケーションを学んだSさんから、ご報告をいただきました。

ーーー

長男はなかなかの癇癪もちでした。

周りのママ友からも、自分の母からも、「ちょっとどうしたもんかね…」と言われるくらい手に負えない状況でした。

周りからそう言われるたびに、心配して言ってくれているだろうその言葉が、まるで自分を責められているようなそんな気がして、「私が母親じゃなければ…」と本当に情けなく、長男に申し訳なくて、幾度となく泣いていました。

癇癪の裏には才能が隠れてるよ。

石澤さんのその言葉は当時の私には、魔法のように聞こえました。

魔法…いやマヤカシ??
そうなったらいいけど、そんな未来、全然描けません、というのが正直な気持ちでした。

あのとき、信じて飛び込んで本当によかったです。

5歳になった長男の運動会が先日ありました。
いつもと違って登園時間が少し早くなります。

いつもと違うことがとても苦手な長男のために何度も言い聞かせたり、練習をしたりして当日を迎えました。

すると、運動会前日の夜、長男がキリッとした顔で「明日は早く行かないといけないから…ママ、今リュックを準備しちゃうってのはどう?」と自ら考えて私に提案してきてくれました。

癇癪が落ち着いた今も、息子にとってはイベントごとはとても苦手なもののはずです。

キリッとした顔の裏側にはきっと緊張などの気持ちもあったと思います。

以前の長男なら、その不安や緊張を感情を爆発させて表現していました。

こんな風に、自分の気持ちの折り合いをつけながら考えたり、言葉にしたりすることができるようになるなんて。
それもたった数ヶ月でこんなに大成長するなんて…

あのとき「お金ないんで…」なんて尻込みしなくて本当によかったです(笑)

この先、この子の中からどんな才能の芽が出てくるのか本当に楽しみで仕方ありません!

ーーーー

子どもの可能性に蓋をしてはいけません。

お母さんの育て方が悪いから癇癪持ちになるということはあり得ません。

癇癪を困ったことと捉えるのか?才能が隠れている!と捉えるのか?

あなたはどちらのお母さんになりますか?

ポイントはポジティブなコミュニケーション!

では、子どもの困った行動をなくして、才能へと輝かせていくために、どんなコミュニケーションを行えば良いのか?
まずは、「お母さんの言うことなら、聞いちゃう!」という状態をお子さんの脳の中に作ることです。
お母さんとお子さんのコミュニケーションがスムーズにいくように地固めをするイメージです。
お母さんのコミュニケーションとポジティブな記憶をくっつけて、発達障害の幼児の脳の中にたっぷり貯めてあげるのです。
たくさんポジティブな記憶がお子さんの脳に貯まったところで、ようやく指示ができる段階に入ります。
そうすると、同じ内容の指示でもスッと子どもが聞けるようになります。
大人の私たちだって、叱られたり、批判ばかり言う人の言うことは聞きたくありませんよね?
子どもだって同じことです。これは脳の仕組みを知ると、当然の反応なのです。
ですからまずは、お子さんとポジティブなコミュニケーションをしっかりと行ってみてください。
どんな風にどのくらいの期間、こういったコミュニケーションをしたらいいの?という疑問も出てくるかもしれませんね。
実は、お母さんとお子さんの気持ちの良いと思えるコミュニケーションについては、お子さんの状態や特性、発達の進み具合によって異なります
一人一人の子どもに合わせたコミュニケーションスキルについては、個別相談会でお伝えしていますから、
もっと詳しく学びたい!困りごとを解決するだけでなく、才能として輝かせたい!という思いのある方は、ぜひご相談にいらしてくださいね。

【困りごとを解決し才能を輝かせたいママへ】
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執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし 代表)
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