産後不安の原因はホルモンバランスと核家族化!?産後0か月からできる不安の乗り越え方とは?

初めての育児。赤ちゃんと2人きりの生活に不安や孤独を感じてしまう…。産後、不安になりやすい原因はホルモンバランスの変化と核家族化にあると考えられています。この記事では私が産後0か月から不安を乗り越えるために試したことを1つお伝えします。

初めての育児。赤ちゃんは可愛いけれどなんだか不安になる

初めての育児に奮闘する0歳ママ。慣れない赤ちゃんのお世話に睡眠不足も重なり、本当にお疲れだと思います。

私も、初めての出産後は赤ちゃんとの生活になかなか慣れず、大変だったことをよく覚えています。

当時の私は、赤ちゃんに泣かれると自分が責められている気持ちになっていました。
その上、抱っこをしないと寝てくれない赤ちゃんだったので、日中も抱っこをすることが多く自分が自由になれる時間がほとんどありませんでした。

・睡眠不足
・外出ができなかったこと
・夫以外の人と会話する機会がほとんどなかったこと

これらのことも加わり、赤ちゃんは可愛いのだけれどずっと赤ちゃんと2人きりで過ごすことに不安と孤独を感じていました。

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産後、不安になりやすい理由

そもそも、産後は不安や孤独を感じやすくなっています。その理由は2つあります。

ホルモンバランスの変化

まず、ホルモンバランスが大きく変わることが原因として考えられています。

女性ホルモンの1つにエストロゲンというホルモンがあります。

エストロゲンとは女性の卵巣の中で分泌される物質で、妊娠中に分泌量がどんどん増えていきます。

出産すると急激に減少し、脳の神経細胞の働き方が変わり強い不安孤独を感じやすくなるのです。

核家族化

続いて、現代の約8割が核家族だということが挙げられます。

昔は出産前の女性が子ども時代に小さな子どものお世話をする機会が現代より多かったので、女性たちは事前に子育てについて学ぶ機会を経てお母さんになっていきました。

しかし現代では、子育てを知る機会がほとんどない中でお母さんになる方が多数を占めます。それがお母さんたちの不安を一層強めている、と考えられています。

不安が産後うつを引き起こす前に

産後不安を放置しておくと、ストレスも加わり産後うつを引き起こすこともあるので注意が必要です。

産後3ヶ月以内の女性のおよそ10人に1人という高い割合で産後うつの兆候が見られたという調査もあります。

「抑うつ気分」と「興味または喜びの消失」が産後何週間も持続し、日常生活に支障をきたしている場合、産後うつが疑われます。

また、産後うつが赤ちゃんのコミュニケ―ション機能の発達に悪影響を及ぼすという研究もあるのです。

産後うつは健康な人でもなりうるので注意が必要です。

ですから、産後の不安はそのままにせず早めに解消していきましょう!

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産後の不安を乗り越える方法

それでは、私が産後0か月から実際に試していた不安解消法をお伝えします。

当時里帰り出産をせず、日中は私と赤ちゃん2人暮らしだったので最低限の家事・育児を1人でする必要がありました。

そこで少しでも家事負担を減らすため、産後ヘルパー制度を産後0か月から1か月に入るまで数回利用しました。

私が利用した制度は、決められた時間内に家事・育児を支援してもらえる内容。手伝って頂きたいことを事前に紙にまとめ、お願いしていました。

利用したことでこんないいことがありました。
・夫以外の人とコミュニケーションを取ることができた
・家事の負担が減り心にゆとりができた
・赤ちゃんだけに集中できた
・赤ちゃんが寝ていたら自分も休むことができた

最初は人に頼ることは必要な時期だと分かっていても、知らない人に家事をしてもらうことに抵抗がありました。

ですが、自分を休ませるため!と割りきることで結果的に心と体を休ませることができたのだと思います。

退院後は夫以外の人とコミュニケーションを取る機会がほとんどなかったので、誰かと話すこともリフレッシュにつながったように思います。

妊娠する前の私は赤ちゃんのお世話は1人でできる、本気でそう思っていました。

まさか出産後の体は交通事故1か月分に相当するほどのダメージを受けているなんて想像もしていなかったのです。

しかし、母親学級で出産・育児のことを学ぶにつれ
「どうやら育児は大変そうだ。産後ヘルパーは出産前から手続きができるらしい。手続きだけでもしておこう」

そのように育児に対する考えが変わり、出産前に申請の手続きを終え、産後はスムーズに産後ヘルパーの利用を開始することができました。

育児は予想外のことがつきものです。うまくいった、なんて言える日はほとんどありませんでしたし、子どもが成長した今もそうです。

産後、不安になりやすいのは自然なこと。

くれぐれも不安を抱えてしまうご自身のことを責めないでくださいね。

ご自分の気持ちを労り、少しでもご自身がリフレッシュできる時間をお過ごしくださいね。

執筆者:まるやまなほ

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