「育てにくい」と感じる発達障害・グレーゾーンの子ども。けれど、脳を刺激するコミュニケーションで子育てをすると、「育てにくい子」は卒業できる、と断言します。私のように遠回りをせずに、たった3ヶ月で「育てにくい子」を本気で卒業させましょう! |
発達障害やHSCの「育てにくい子」に手一杯!
幼児期の「困った!」や「育てにくい」は、例えば、
グズグズが止まらない。
すぐ怒るしすぐ泣く。
癇癪が止まらない。
変なこだわりで生活がちっとも回らない。
幼稚園に行きしぶる。
お母さんから離れられない。
反対に、目を離すとすぐどこかに行ってしまう。
ちっとも片付けられない。
ちっとも食べない。
ちっともお風呂に入らない。
という感じで、「こちらの思ったペースで動いてくれない!!!」というのが一番多い困りごとではないでしょうか。
お母さんも人間ですから、優しく、手をかけ、目をかけていても、グズグズが続くと気持ちを押さえられずドッカーン!と叱ってしまうことがあるはずです。
余計に泣かせて何の解決にもならないことは分かっているのに・・・
そして、大粒の涙を流す我が子を見て、泣き疲れた我が子の寝顔を見て、お母さんの心がギューっと痛みます。
我が家の娘たちも、実は「育てくい子」でした
我が家の二人娘はものすごく「育てにくい子」でした。
今は信じられないくらい穏やかで愛されキャラに成長した、長女の「育てづらさ」を感じ始めたのは、出産し、病院から自宅に戻ってまもなくの頃でした。
病院の新生児室にいるときは、ひたすら寝ている子で、授乳の途中で寝てしまうので、私が授乳していると看護師さんがほっぺをつねりにくるくらいの子でした。
あまりに飲めないので、何か異常があるのでは?と予定の日に退院させてもらえず、「お母さんは元気なので、先に退院してください」と言われてしまいました。
数日前に産んだばかりの我が子と離れるなんて、怖くて辛くて、自費でいいからもう一泊させて欲しいと懇願して退院を1日伸ばしてもらうほど、ずっと寝ている子でした。
それが帰宅して一変。
何かの微かな物音にも敏感に反応して、延々と泣き続ける日が続きました。
抱っこしていないと寝ないし、まだ小さくてだっこひもも使えないので、ひたすら胸に抱いて、揺らし続けて、気付いたら1日が終わって…
電気をつける気力すらなくて、真っ暗な部屋で長女と一緒に座り込んで寝ている私に仕事から帰った夫がギョッとする…なんてことも結構よくありました(苦笑)
母親としての自信がなかった過去
ズリバイなど少し動けるようになってくると、みんなが楽しそうに参加している児童館などの親子クラブに参加しましたが、泣き叫んで拒否する長女。
この頃から、原因のわからない癇癪が、家でも道端でもお構いなしで頻発するようになり、
道路でひっくり返って泣き出すたびに周りから「あの親…」って思われている気がして、外に行くことすら億劫になった時期がありました。
辛すぎて、2歳から預かってくれるプレ幼稚園を探し、自分のおむつを背負わせ園バスに無理やりのせ、自分の時間を作らないと精神が壊れそうでした。
そして、そんな風に、泣いている長女を自分のために通わせていることに、ものすごく自己嫌悪の毎日でした。
なんでみんなが普通にやっている子育てが、私はできないのだろう…?
自分の、母としての能力が低いのだと感じ、本当に辛かったです。
自信がない、自己肯定感が低い…と悩んでいたママたちと座談会を開催しました!▼
幼児脳の成長には、コミュニケーションが必須
幼児期の子どもの「育てにくさ」は、ほとんどが脳の成長がまだまだ未熟だから起こっていることなんです。
特に発達のでこぼこが心配な子はこの未熟さが他の子よりも目立って現れます。
だけど、根っこは同じ、脳の発達にある。
だったら、その発達を伸ばしてあげる方法を知ればいいのです^^
幼児の脳が成長するのに必要な時間は最低3ヶ月。
幼児の脳が成長するのに必要な栄養素は、お母さんのコミュニケーション。
だから、ちゃんと子どもの脳に届く状態にお母さんのコミュニケーションを整えて、脳が発達しやすいコミュニケーションを毎日毎日浴びせてあげることができたら、3ヶ月でお子さんは見違えるほどに成長するというわけです。
断言します!どんな子どもでも、「育てにくい子」は卒業できます
私が脳を伸ばすコミュニケーションに出会うのは、次女の子育てのときですので、長女のときに知っていれば、あんなにお互い辛い思いをしなくて済んだのに、と思います。
情緒不安定で、幼稚園ではいつも一人だけ、先生の膝の上に乗っていました。
保育発表会も、一人だけ劇の途中で脱走し場外へ(苦笑)
そんな長女に、「コミュニケーション」という形で毎日の脳への刺激を変えてあげたら、今は見違えるほど穏やかに成長しました。
「ママと離れるなんて、この世の終わりだ!」というように、幼稚園に行きしぶっていた過去の面影が一つもありません。
私が仕事をしているときも「ママが頑張ってる間、私は「ガボット」弾けるように頑張るね!(バイオリンを習っているので。)」と、私の挑戦に合わせて、自分の挑戦も自然に言えるような小学生に成長しちゃいました。
断言できますが、子どもは間違いなく、私たち親の声かけで育ちます。
よくも悪くも、育ちます。
発達のでこぼこがあると元々の「育ち」にくさを持っていることが多いですが、それをどう育てるか?は私たちが毎日毎分、どんなコミュニケーションの積み重ねを子どもにするか?で確実に変わります。
本気で「育てにくい子」を卒業する!と決めることが一番大事です^^
決意したあなたは、まずこの書籍を読んでみてください。過去の私のように遠回りをしないでくださいね!▼
子どもの癇癪で朝の支度が進まないとお困りなら、こちらの記事が参考になりますよ▼
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
▼「育てにくい子」はコミュニケーションを変えると卒業できる!