発達障害の子どもを育てるお母さん、子どもを成長させるために様々な新しい方法に挑戦しては、うまくいかなくて落ち込んだりしませんか?今回は私がダイビングに挑戦した経験から、何かに挑戦するときの2つのポイントをお伝えします! |
発達障害の子どもを育てるお母さんたちに伝えたい挑戦の記録
新型コロナウイルス流行前、私は、水深30メートルの海底に潜るダイビングに挑戦をする旅をしました。
なぜ、もともと海がそんなに得意ではない私が、そんな挑戦をするのか?
それは、困難を抱えやすい発達障害やグレーゾーンの子どもたちやそのお母さんたちに、
「怖いこと、苦しいことに挑戦して乗り越えると、こんな素晴らしい世界が待っているよ!」
と自分の言葉で伝え、手を引いていける大人になるためです。
▼こちらの記事で詳しくご紹介しています
この記事を読んでいるあなたは、きっと、子どもを成長させるために子育てを学び、新しいことに挑戦したい!自分を変えたい!そんなお母さんだと思います。
けれど、挑戦には困難がつきものです。
今回は、私がダイビングに挑戦したときの体験から、何かに挑戦して困難に突き当たったときに進んでいくためのコツをお伝えします。
少しずつでいい!恐怖を乗り越えて得られたもの
ダイビング3日目。
この日は浅瀬の練習ではなく、水深30メートルのところにある沈没船へ冒険にでかけました。
前日に、耳抜きが上手にできず激痛に見舞われた私は、ものすごい恐怖に襲われていました。
船の上では、インストラクターさんに耳抜き体操を教えていただいたり、耳抜きに効く秘密の薬をいただいたり、本当にたくさんの方から、私が安心できるような関わりと声かけをいただきました。
けれど、やっぱり怖かった。
また私だけ、できないんじゃないか。
今日はもしかしたら30メートルまで潜れないかもしれない。
耳がおかしくなっちゃったらどうしたらいいんだろう…。
今日はもしかしたら30メートルまで潜れないかもしれない。
耳がおかしくなっちゃったらどうしたらいいんだろう…。
前日のことが蘇り、マスクの中で涙が出そうになるのを必死にこらえて準備しました。
そのとき、私が決めたのは、
とにかく、結果がどうであれ、今日は昨日の自分より少しだけ、耳抜きが上手にできたら◯にしよう。ということです。
たとえ、みんなと同じように沈没船にたどり着けなくても、何も魚が見られなくても、耳抜きができたら◯。
耳抜きなんかでつまづいている人は周りにはそうそういないけど、私が今日クリアしたいのは耳抜きなんだ。
ダイビングを体験する前の私だったら、こんなちっちゃな目標の立て方、かっこ悪いと思っていたと思います。
だけれども、大切なのは、挑戦の大きさではなくて、目の前の小さな挑戦をやり続けることだと気づいたのです。
そして、諦めず進んでいった結果、海底で可愛いカメに出会うことができました。
子育ても同じ!挑戦を成功させる2つのコツ
「挑戦」を成功させるには絶対に忘れてはいけない2つの要素があります。
一つは、「挑戦することは小さくてもいい」ということ。
そして二つ目は、小さくてもいいから、 「毎日、毎日、連続し続けること」。
この日のダイビングでは、耳抜きだけに集中したおかげで、あんなに苦手だったのに、泳ぎながら耳抜きできるところまで成長できました。
一つクリアできた自分を認めることができると次の挑戦が楽しくなってきます。
今日はこれができなかったから、明日はここだけクリアしよう!
そんな風に「挑戦」を捉えることもできるようになりました。
そんな風に「挑戦」を捉えることもできるようになりました。
これって、子育ても、仕事も同じだと思います。
昨日よりも1回子どもに笑顔を多く向けられたら「◯」
次の日は、2回に増やす挑戦をしたらいい。
次の日は、2回に増やす挑戦をしたらいい。
一つ一つの挑戦は小さくてもそれをやり続けることで必ず今の自分とは違う自分へ成長していけると思いませんか?
あなたが「怖い」「不安」と思っているものの中に、きっとあなたの成長の鍵が眠っています。
そこから逃げずに、小さく小さく、毎日「挑戦」し続ける。
そんなやり方で、きっと人生はもっと面白くなるはずです。
そして何より、そんなママの姿を子どもたちはいつも見ています^^
大丈夫、自分のペースでいいんです。諦めずに挑戦し続けることで、必ず新しい自分に成長していくことができますよ。
応援しています!
▼こんな挑戦をしているママも!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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