「正しい子育てをできているママ」ではなく、我が子に合ったやり方を見つけられるママになろう

発達障害・グレーゾーンの子どもをもつお母さんたちは、日々難しい子育てに苦戦しています。その中でつい「正しい子育てができているかどうか」を求めてしまいがちですが、それよりもっと大事な視点があります。それは、「我が子の発達の状態を一番知っていて、我が子に合ったやり方を自分で見つけられること」です。

「子育てに正解はない」けれど、あなたのお子さんを伸ばす正解の道筋はあります

一般的には「子育てに正解はない」というのが常識ですね。
ですが、私は、万人に共通する正解はないけれど、〇〇君、〇〇ちゃんの正解の道筋はあるということを、一人一人のママに教えています。
▼詳しくはこちらで解説しています

あなただけのオーダーメイドの子育て方法をお伝えできる理由

脳は発達の順番が決まっているので、しっかりアセスメントをすることで、お子さんにどんなでこぼこがあるのかわかります
そして、そのアセスメントをもとに、どこを発達させるために、どんな風に今関わったらいいかを分析することができるからです。
だから、「〇〇ちゃんはこうしてね、こんな様子が見られてきたら、次はこうしていこうね!」と、オーダーメイドでお伝えすることができます

素直に実践したママからお子さんが成長しています

あれこれ自己流に考えずに、講座で習ったことを素直に実践してみる人から、子どもたちがぐんぐん成長していきますし、こちらが思ってもみなかったミラクルな成長を見せてくれる子もたくさんいます。
子どもってすごいな・・・
もともと、成長するためのエネルギーはこの子たちの中にたくさんたくさん詰まっているのだな。
それを私たち大人が引き出すきっかけを与えてあげるのが大事なんだな・・・
と毎回学ばせていただいています。
だけど、この記事では、あえて伝えたいんです。どうか目の前にいる子どもをしっかりと観ることを忘れないでほしいのです。

子育てで大切なことってなんでしょうか?

お母さんたちからよくある質問「正しい子育てができているか?」

このやり方であっていますか?
こんなときどうしたらいいですか?
こんな心配な様子が出てきているのですが、これで本当に大丈夫でしょうか?
講座でお母さんと関わっていると、そんな質問をしてくる方がとても多いです。
ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが、子どものためというよりも自分の子育てが正しいかどうか? の答えを求める質問がとても多い気がします。

「目の前の我が子の成長を応援する関わりができているかどうか」が大切

「脳科学的に〜」なんて説明されると、ものすごい即効性があるように感じるかもしれません。
ですが、子どもの成長は、今日やったら明日変わる、というような一足飛びにはいかないものです。
なかなか変化が起きなかったりすると、一つ一つの関わり方があっているか?間違っているか?と気になることと思います。
けれど、「正しい子育てができているかどうか」が大事なのではなく、目の前の我が子の成長を応援する関わりができているかな?ということに目を向けないと、また独りよがりな子育てになってしまうのです。
子どものためにと頑張っているのに、結局は子どもと向き合っていない…それでは意味がないと思いませんか?

「我が子にとっての正解」を自分で見つけられるママになりませんか

ママ自身がお子さんの状態をしっかり見てみましょう

発達障害やグレーゾーンの子どもたちを育てていると、自分の予想と大きく異なることの連続で、誰かに「正解」を教えてもらいたくなる。そんな気持ちはとてもよくわかります。
けれど、目の前のお子さんを一生育てていくのは、あなたです。
誰かに「どうしたらいいですか?」と丸投げする質問はあなた自身の成長を阻みます。
この子は今、どんな気持ちなのかな?安心できているかな?
この子の脳の中では何が起こっているのかな?
まずは、あなた自身が、目の前の子どもの現状をしっかり見てください

うまくいかなかったらやり方を修正すればいい!

そして、大切なのは、全て完璧に関わることではなくバランスを取ることです。
理想通りの子育てではない、否定的な関わりをしてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、その3倍、肯定的な関わりをしていけばいいんです。
うまくいかなかったらやり方を修正していけばいいんです。
叱ってしまった!
なんだか子どもが私の顔色を見ている気がする!
やっぱりうちの子は叱らないとダメな気がする!
本当にそうですか?もしそうだとしたら、今の関わりをどんな風に変えていけばいいと思いますか?
そうやって、自分で工夫できる力をつけていってもらいたいのです。
子育てを評価しても何もいいことはありません。
正解か、不正解か?ではなく目の前の子どもを、もっともっとしっかりみて
これが今回あなたにお伝えしたいことです。この記事を読んで、耳が痛い〜って思えた方はとっても素敵だと思います^^そういう人を私は応援したいのです。
もし、自分一人ではどうしていいかわからない、という方はいつでもご相談に乗りますから、個別相談会にお越しくださいね。
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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