打たれ弱い子を克服させるママのコミュニケーション〜打たれ弱い繊細な子(HSC)に授けたい立ち直る力

うまくいかないとすぐに落ち込んで立ち直れない、打たれ弱い子。どうしたら克服させてあげられるだろうか?と悩んでいるママへ。敏感な気質を持った打たれ弱い子には、立ち直る力を授けていきましょう。ママが我が子専属のトレーナーになりませんか?

打たれ弱い子を克服させてあげたい!

負けず嫌いでこだわりやさん。

だけどすぐに、「あ〜もうだめだ…」って大袈裟に落ち込んで立ち直れない…。

そんな、すぐに悲劇のヒロインみたいになっちゃう子の打たれ弱さを克服させてあげたい!と思っているママはいませんか。

間違いを指摘されると落ち込んで立ち直れない、打たれ弱い子

この「打たれ弱い子」、実は我が家の次女ちゃんの姿そのものです。

我が家の次女は、3歳の頃、手のつけられない癇癪で毎日、毎日、毎日泣いていました。

私の子育ての常識は、

地雷みたいに急に始まる娘の癇癪にビクビクして、
帰りの遅い夫にイライラして、
空気を読まないマイペースな長女に当たり散らしては、寝顔に謝る毎日でした。

私がコミュニケーションを変えて、感情の脳が伸びたから、今ではすっかり別人のように癇癪を起こさなくなった次女ですが、

もともと敏感な気質がある子(HSC)なので、打たれ弱く、間違いを指摘されると落ち込んでしばらく立ち直れないということが今でもよく起こります。

いつも癇癪起こしてばっかりだったあの頃の面影はもうないですが、元々HSCの気質を持っているので結構今でも打たれ弱いです。

次女の「感情の脳」を伸ばした方法とは?

繊細な気質をもつ子どもたち

ひといちばい敏感な子(HSC)の繊細さ・敏感さは、薄められる!

HSCの子が抱える繊細さ、敏感さは本人が一生付き合っていかないといけません。

HSCとはHighly Sensitive Childの略語で、「ひといちばい敏感な子」と日本語訳されることが多いです。

大人番のHSP=繊細さんが社会的に注目されたことで世間に知られるようになりました。

『HSCは治りません。治すものでもありません。「自分らしさ」として伸ばしましょう。』というのが世間の常識ですが、

私の常識は、HSCは薄められる!(卒業できる、とまではいかない。苦笑)

実際、我が家の癇癪っ子だった次女は、HSCの中のとっても激しい感情表現をする「HSS」というタイプですが、

3年間脳を伸ばすコミュニケーションをし続けた今はHSCらしさは暑いとき、寒いとき、お腹が空いたときくらいにしか顔を出さなくなりました。

HSSとは?

なぜかって?

娘の脳が変わったからです。

いろんなものに気づいてしまったり感じすぎてしまったり苦手なことが多いのは全て、脳での情報の受け取り方が「普通」よりも敏感だからです。

だったら、脳自体が成長してしまえば同じ刺激でも大丈夫なものが増えるということ。

すごくシンプルな法則ですね^^

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敏感さが落ち着いてきても残る「打たれ弱さ」

ただ、気をつけないといけないのは、HSCタイプの子の「打たれ弱さ」は敏感さが落ち着いてきても残ってしまうということです。

現にうちの娘も、ちょっとしたことで「あぁ、もう人生終わりだ」ってへこたれることが多いです(苦笑)

人生ってうまくいくことばかりじゃないです。

そしていつか、幼い我が子も独り立ちしていきます。

いつまでも私たちがそばにいてサポートするわけにはいかないですから、打たれ弱い子でも自分で立ち直ることができるようにを育てていきたいですよね。

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打たれ弱い繊細な子に授けていきたい「立ち直る力」

繊細な打たれ弱い子が困難にぶち当たったときに、本人の力になってくれるのが「立ち直る力=レジリエンス」です。

レジリエンスは、幼児期の体験で育つ「非認知能力」の一つですから、大人になってからよりも人生で一番若い今を逃さないで欲しいと思います。

レジリエンスとは?詳しくはこちら▼

繊細な子(HSC)に「立ち直る力=レジリエンス」を授けるトレーニング

次女は、ピアノのレッスンで先生に少しでも「違うよ」と指摘されると心が折れてしまい、泣いたり、ぐずぐずしたり逆ギレしたりして先生を困らせることがありました。

本人にじっくり話を聞くと、「本当はちゃんとやりたいのに気持ちが勝手にくすん、ってなるの。」と話してくれました。

大きな癇癪、という大きな困りごとがなくなっても、気持ちが折れてしまいやすい本人の特性まで消えてなくなることはありません。

だからこそ、立ち直るチカラがすごく大事になるんです。

そこで私は、次女に、「もしね、先生に違うよ〜って言われてやだよ〜って気持ちが湧いてきたらこんなおまじないをするんだよ」とこっそりレジリエンス(立ち直り)トレーニングをしていたんです^^

そのトレーニングとは、「肯定のテクニック」の上級版、「I My Me」テクニック^^

すると、ある日、元癇癪持ちの次女がこんなことを教えてくれました。

ママ、あのね。
今日のピアノのレッスン、泣かなかったんだよ。
ママが教えてくれた通りにやったらうまくできたの。

我が子が、HSCの傷つきやすい気質とこの先も上手に付き合っていけるように、ことあるごとにこっそりトレーニングして立ち直り力を高めてきたから、この「泣かなかったよ」の報告につながったのです^^

こんなに幼くて可愛らしい(親バカ。笑)次女も、いつか独り立ちするときが来る。

そのときまでに彼女に必要な力は私が育ててあげるんだ^^そう感じました。

我が子のトレーナーになって打たれ弱い子を卒業させてあげませんか

先ほどご紹介したように、繊細で傷つきやすい子の打たれ弱さもママのコミュニケーションで克服させてあげることができます。

次女に行なっているトレーニングは、私以外、まだ誰も使ったことがない上級テクニックレジリエンストレーニングです。

子どもの立ち直る力=レジリエンスを伸ばすトレーナーになって、このトレーニングを誰よりも早く習得し、我が子に力を授けてあげませんか?

脳はいくつになったって使ったところが使った分だけ発達する臓器ですから、お子さんの年齢は不問です。

うちの子の打たれ弱さをなんとかしてあげたい!

そんな強い思いのあるHSCタイプの子のママはぜひ、我が子専門のトレーナーになりませんか?

ママが信じてくれるから、わたし、外で頑張れるんだよ^^と子どもに言われたいママはぜひ、私の元にご相談にいらしてくださいね。

執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

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